食料・日用品用製品
用途別に求められるラベル、シールの性能・特徴
食料品関連
計量ラベル・割引シール・冷蔵、冷凍品用ラベルなど
食品の場合、使用環境により求められる機能は様々です。冷蔵食品には低温適正や耐水性を求められます。また、電子レンジや熱湯を使用することを想定した耐熱性も要求されます。 さらに、生鮮食品や加工食品には、製造年月日、内容表示などの印字性能、冷凍食品や曲面への貼付けを考慮した粘着剤の選定も重要です。割引シールには再貼付防止用の切れ目加工を施す場合もあります。 |
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日用品関連
PETシュリンク・ピロー包装フィルム・包装用OPPフィルム・ヘッダー付CPP袋など
日用品目では、主にフィルム関係の印刷を行っております。一般的に薄物フィルムの印刷は、グラビア印刷機等で行うため、大ロット生産、かつ改版時には高額な版代が発生しますが、弊社では大型輪転機で印刷を行うため、小ロット、低額な版代で生産を行うことが可能です。 |
ラベル、シールの概要
ラベルは大きく分けて、「紙」のラベルと「フィルム」の2種類に分けられます。 どちらのラベルも構成的には同じです。 表面基材と粘着剤、剝離紙・剝離フィルムという三層構造がラベルの基本構造です。 必要に応じて、表面基材の上にラミネートフィルムを貼る場合もあります。 |
1.ラミネートフィルムラベルの表面基材の上に透明フィルムを貼ることを、一般的にラミネート加工といいます。 |
2.表面基材表面基材は、紙とフィルムに大分され、それぞれに数多くの種類があります。使用する用途や環境、またはデザイン性により、色、質感、耐熱性や耐水性などの機能など、さまざまな条件に合った表面基材を選ぶことが重要です。また、表面基材にもさまざまな表面処理を施すことも可能です。 |
3.粘着剤粘着剤の主成分は、アクリル系、ゴム系、シリコーン粘着剤などがあります。さらに目的に合わせて、粘着剤の種類を選定しますが、種類は大きく分けて三つに分類されます。 永久接着(強粘着)タイプ 長い期間ピッタリと貼りつく粘着剤 再剥離(弱粘着)タイプ 一定期間後に、はがす用途に向いている粘着剤 再貼付タイプ 一度はがしたラベルを再度貼りつける用途に適した粘着剤 |
4.剝離紙・剝離フィルム剝離紙・剝離フィルムは、ラベルが貼られている台紙(支持体)として、ラベルの製造・加工時など、荷物を流すベルトコンベヤーのように利用されます。 |