工業・薬品用製品
用途別に求められるラベル、シールの性能・特徴
工業品関連
ドラム缶用ラベル・一斗缶用ラベル・危険物収納表示ラベル・製品ラベルなど
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工業用ドラムは屋外保管される場合が多く、耐水、耐光、耐熱性と 様々な要因を想定したラベルを選定する必要があります。 さらに、ドラム缶のリユースを考慮し、強粘着でしっかりと貼り付きながらも、剥がす際には糊残りする事なく、綺麗に剥がれるといった特徴を持つラベルもございます。 ポリ缶のようなシボ面にも貼り付けることが可能な、超強粘着タイプも取り扱っております。 |
特殊大判ラベルなど
マトリクス加工(粘着剤の凹凸加工)により、ラベル貼付け時のエアーかみ込みを防ぐことが出来る大判ラベルです。 |
薬品関連
アイポイントシール・薬剤瓶用ラベルなど
薬品の場合、固形や液体などに対して、さまざまな容器が使用されるため、多種多様な形状のラベルがあります。 使用説明等の精細な文字や、機能に付随するレイアウトの忠実な表現、アルコールなどの薬品を使用することが多い為、耐薬品性も求められます。 かつ、クリーンルームでの使用を希望されるお客様のニーズにお応えした、無塵紙タックに取り替わるラベルの実績もございます。不正開封を防止する、改ざん防止機能を持ったラベル等も取り扱っております。 |
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業務関連
ファンホールド紙・特殊、連続帳票・荷札ラベルなど
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ラベル、シールの概要
ラベルは大きく分けて、「紙」のラベルと「フィルム」の2種類に分けられます。 どちらのラベルも構成的には同じです。 表面基材と粘着剤、剝離紙・剝離フィルムという三層構造がラベルの基本構造です。 必要に応じて、表面基材の上にラミネートフィルムを貼る場合もあります。 |
1.ラミネートフィルムラベルの表面基材の上に透明フィルムを貼ることを、一般的にラミネート加工といいます。 |
2.表面基材表面基材は、紙とフィルムに大分され、それぞれに数多くの種類があります。使用する用途や環境、またはデザイン性により、色、質感、耐熱性や耐水性などの機能など、さまざまな条件に合った表面基材を選ぶことが重要です。また、表面基材にもさまざまな表面処理を施すことも可能です。 |
3.粘着剤粘着剤の主成分は、アクリル系、ゴム系、シリコーン粘着剤などがあります。さらに目的に合わせて、粘着剤の種類を選定しますが、種類は大きく分けて三つに分類されます。 永久接着(強粘着)タイプ 長い期間ピッタリと貼りつく粘着剤 再剥離(弱粘着)タイプ 一定期間後に、はがす用途に向いている粘着剤 再貼付タイプ 一度はがしたラベルを再度貼りつける用途に適した粘着剤 |
4.剝離紙・剝離フィルム剝離紙・剝離フィルムは、ラベルが貼られている台紙(支持体)として、ラベルの製造・加工時など、荷物を流すベルトコンベヤーのように利用されます。 |